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端的に言うと超上手いギャグ漫画「ヒナまつり 大武政夫 感想」

漫画

 ヒナまつり読んだ。どちゃくそおもしれえ。

約6ヶ月放置していたブログに感想を書きたくなるほど面白かった。

恐らくここ1年で読んだギャグ漫画ではダントツの面白さだと思う。ジャンルとしては不条理ハートフル極道ギャグ漫画だろうか。

もしかしてヤクザものだからアニメ化されないのか?

 

キャラのほぼ全員がクズもしくはクレイジーなのも好み。一見まともに見える人間も読み進めると常軌を逸した思想や発言を繰り返してんだよな……。瞳ちゃん回が好きすぎる。

ポップな狂気の過剰供給はギャグ漫画の基本ではあるが、それを非常によく体現できていると思う。

面白いのに全体的に品があるという、ここ最近のギャグ漫画のお手本みたいな作品。

この「品」というやつは恐らく昨今のエンタメの中で結構重要な要素な気がして、必要以上の下品さはアングラにカテゴライズされてしまって、世に出てきづらくなるんですよね。でも面白さを追求しようとすると「品」とか「常識」とかそういうものから、なんらかの方法で逸脱しなくちゃいけない。

この常識の逸脱方法にどことなく品があるところが、僕がヒナまつりを面白くて好感度が高いと思う理由なんじゃないかな……と思う。

バランス感が絶妙なんだよな……。

 

あと単純に作中の人物が基本的に上昇志向を持ってる人が多くて、読んでて気持ちがいい。

 

この作者さんは書きたい話を枠内にきっちり収めるのがめちゃくちゃ上手い。質も安定しているし、話も基本的にパターン化されているんだけど飽きがこない。単行本にする際の話の置き方も巧妙にやってるんだろうなあ……と思う。

 

久しぶりにこんなに非の打ち所がないギャグ漫画作品に出会った気がする。

ギャグ漫画って面白さを追求するあまりに必要以上にエグくして「もはや笑えないんだけど……」となってしまうような作品や、キャラの好感度を重要視するあまりヌルいやりとりばかりを繰り返して「え、なにが面白いんですか?」って作品や、似非銀魂みたいな作品が多い気がするのだけれど、ヒナまつりはそのあたりを上手く回避している。

 

なんだろう……もう「超上手いギャグ漫画」としか言えないような気がしてきた。

もう瞳ちゃんという存在ひとつとっても読む価値があるくらいに面白い。

 

 

作中でいちばんの萌えキャラが新田だということには異論はないね?

 

 

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