読者には誤読の権利がある

だから勘違いした感想書いてても許してほしい

日常のささやかな新鮮さ「きのう何食べた?11巻・よしながふみ・感想」

 

きのう何食べた?11巻を読みました!

 手ぬぐいは買わなかったです。

10巻でシロさんが「手ぬぐいって便利だな」と思い至るエピソードがあれば、もしかしたら買っていたかもしれない。

きのう何食べた?」は読後の現実生活への還元率が高い漫画だと思うので、そういう小話が3ページでもあれば影響されていたかもしれない。

 

前回の感想はこちら

 

 

感想

現状、もっとも新刊が嬉しい作品かもしれない。本当に面白かった。

読んでいるときの多幸感が凄まじい。終始楽しんで読ませてもらった。

 

僕は新刊が発売されてもすぐに買うわけではなく、時間が経過してから買ったり、中古が出回ってきてからアマゾンで買ったり、漫画喫茶で読んだりするほうが多い。

「面白くなかったら嫌だなー」という思想が常に邪魔をしてくる。600円使って別に楽しくない気分になるなんて嫌じゃないか……というめんどくさい思想が僕にはある。

そんな僕が新刊発売日に即座に買ってしまう作品。それが「きのう何食べた?」です。

 

今回も期待を裏切らない作品でした。大満足です。

 

 

日々のささやかな新鮮さを描く漫画

今回は全体的にシロさんとケンジの組み合わせだけでなく、バリエーションに富んでいましたね。

シロさんとケンジが登場していなくとも、ちゃんと「きのう何食べた?」の物語になっているあたりは、よしながふみ先生の地力を感じました。

タブチくんとケンジの物語なんて爆笑しちゃいましたね。普通のギャグ漫画よりもよっぽど面白いのだから、本当にこの漫画はたちが悪い。もちろん褒めています。

 

この作品はいわゆるサザエさん時空ではないので、巻を増すごとに人々が変化していく。

その地続きの道がちゃんと見えるのがこの作品の良さだな……と改めて思いました。

積み重ねてきた過去があるから、シロさんも両親と旅行に行くし、カミングアウトもする。

過去からの影響を、登場人物の振る舞いから感じられる。だからこそ、その人らしくない新しい行動をしたとしても、「ここまで辿ってきた過去がある」からこそすんなりと受け入れられるし、それが非常に新鮮に写るんです。

 

過去を活かしながら、新しいものを描いていく!

ただ繰り返すのではなく、細やかに変化していく!

そしてその変化をとても愛おしく思えるように丁寧に描く!!

この姿勢は日常ものとしては最上だと僕は感じました。素晴らしい!

 

 

きのう何食べた?」の感想を書くのは、これで3本目なんですけれど

……毎回同じようなことを書いている気がする……まあいいか。

 

 

 「絶対おもしろい」と確信がもてる作品

と、いえば「よつばと!」でしょうね。やっと新刊出ましたねえ!!!

ここまでハズレなしの作品はなかなかないように思える。

抜群の安定感があるのに、いつも違うという……ね! もう至宝ですよ、至宝。

我が家に来た方が100%気に入っていく作品ですね。オススメすぎる。

 

 

まとめて読んでみたいという方に

 アマゾンを徘徊していたらこんなものを見つけた。なんだこれめっちゃいいな。僕が欲しいわ。

ダンボーBOXだけ別売りしてくれ。

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