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クリミナルガールズをクリアしたので感想書きました

 

クリミナルガールズ INVITATIONをクリアしました 

クリミナルガールズ INVITATION

クリミナルガールズ INVITATION

 

なんかヌルいRPGをがやりたいなーと思っていたところ、PS+でこちらが配信されていたのでプレイしてみました。

結果としてヌルいRPGとしては非常に満足の出来です。あまり期待せずにプレイしてみたのですが、良い意味で裏切られた感じです。

 

 

ストーリー

最初は毒にも薬にもならないような話だなーと思っていたのですが、後半になってからグッと良くなりました。特に第4階層の「学び舎・16時の記憶」からがとても良かった。

それでも冷静にみれば全体的に王道テンプレ感は否めないのですが、前半から後半への転換の仕方に落差があるため、テンプレ展開なのに新鮮さがありました。

前半のストーリーの描かれ方が、上手い具合にこのストーリーの根幹をぼやかしているんですね。

「なんだゆるい萌えRPGか」という感じで油断させ、「そういえばこの人たちってそもそも半罪人なんだよな?」という思想を思い出させないように展開していく流れが上手いなーと思いました。

まあ、単純に僕が忘れっぽかっただけかもしれませんが。

 

後半は鬱ストーリー注意、という前情報だけ仕入れてしまったうえでのプレイだったのですが……鬱というほどではないかなという程度。むしろ後半になってからがこのゲームの本番だと思うので、懸念せずにやってみるほうがよいかと思います。

「鬱ゲー」と大げさに語る人は、おそらく前半から後半への落差に戸惑ったからではないか? と推察しています。

「まさかここからこういう展開になるとは」という戸惑いがより落差を感じさせ、必要以上に鬱っぽさを感じさせたのではないかと思います。

このゲームは「鬱ストーリー」を前提とした設定をもちあわせているにも関わらず、そういったショックを受けるかたが多いというのは、ゲーム内の雰囲気作りを始めとした印象操作が巧みなゲームだからだと思います。

 

それにしても主人公がバイトってどうなのよ? と思わなくもないのですが、まあそれはスルー。主人公の異様なレベルの適応力の高さはもはや笑えるレベル。

しかし制作側もそれは薄々思っていたのか、終盤になってくると再度ミウ先生から世界観の説明があるあたりがちょっと笑えた。

そういうところもあってか、全体的に気配りしようとする気概のある良いゲームだと思いました。

頑張ってる姿勢をみるだけで、いろんなことをスルーできるよね。

 

 それにしても「学び舎・16時の記憶」って凄くいいダンジョン名ですね。プレイヤーのノスタルジックな感情を呼び起こすのにはうってつけなタイトル。

場所の雰囲気といい、描かれるストーリーといい「まさに!」と言わんばかりに的確な表現だと思いました。

 

 

戦闘・バランス

キャラクターが提案する案を選んで戦闘するというのは新鮮。手軽で簡潔に戦闘ができ、非常に僕好みでした。

「最初はパーティーのメンツから信用がない」というのも「攻撃してくれない」「連携してくれない」という面で表現されているのは上手いですね。

戦闘面での簡潔さと、ストーリー面での主人公たちの現状の関係性を同時にこなすという、地味によいシステムだなと感心しました。

 

雑魚戦は常に作業感がつきまといますが、ボス戦はどれもそこそこ手強くて楽しめました。

クリア後のダンジョンでは雑魚も殺意をもってこちらに挑んできてくれるので、道中でも気が抜けずかなり楽しめるようになりました。

でも序盤の「おいおいキャンプ地どこだよ、このままだとMP切れて全滅すんぞ……」と嘆きながら冒険を続けている段階が一番楽しかったです。

もうちょっとキャンプ地を減らしてもよかったかもしれない。ちょっと便利すぎる。移動手段としてだけ使えればよかったかなー。

ってことで戦闘のバランスはややヌルいという感じ。

 

 

おしおきシステム

よく「本作の目玉!」と紹介されていますが、このシステムが目的でプレイしていたわけではないので……あってもなくてもどっちでもいいかな……と。

原由実(トモエ)さんのえろい声が聴けたのは嬉しかったですが、どっちかというと作業感が強いなあ……と。嗜虐趣味もないし。スキップできないかなって思ってました。

 

そうは言いつつもこのキサラギは超可愛かったぜ!!

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ちょうかわいい! キサラギ超かわいい!

 

おしおきを導入することで「スキルを獲得する順番」を自分で決められたのがよかったです

やりたい戦闘スタイルにあわせて、習得するスキルの順番を変えられるゲームは良ゲーですね。

 

 

BGM

印象深い音楽が多く、良音楽が揃ってました。サントラ欲しい。

「クリミナルガールズ」オリジナル・サウンドトラック

「クリミナルガールズ」オリジナル・サウンドトラック

 

 けど、この値段は出せないなあ……。

「学び舎・16時の記憶」のBGMが凄く好きです。

ベタにOPの音楽も好き。ど頭のドラムとギターの絡みが良い。

 

 

トロフィー

トロコンしました。全クリすれば自然とトロコンできます。

周回プレイが必要なときは「ここはセーブデータ2個作っておくと良いぞ!」とゲーム内で言及してくれるのが親切なんだけど、ちょっと笑ってしまった。

 

 

キャラ別感想

思い出した順番に書いてます。後半に軽くネタバレしてます。でもまあ……あんまり支障がないレベルだと思います。

 

キサラギ

パケでは主人公位置なのに能力が毒や麻痺を用いる状態異常系という……。

しかしこのゲームは毒や麻痺が非常に有用なので、どんな戦闘でも役にたってくれました。能力も全体的に平均値であるものの、それゆえに敵を選ばぬオールマイティーぶりは常にスタメンで活躍してくれました。盗みも実はかなり便利。

連携技も非常に多彩で、序盤ではサコ、後半ではユコとシンと連携して敵を屠ってくれました。

大活躍というほどでもないけれど、いつでも一定以上の活躍はみせてくれました。

全体攻撃が弱かったのがネックといえばネックか。

 

あと容姿が好みなので使ってました。中盤とか影が薄くなりそうだったけれど頑張って使ってました。

声も美希だし、金髪でツンデレってお前。そんなの卑怯だろ。揚げ物とビールかよ

 

 

トモエ

雑魚戦での即殺ボイン兵器として大活躍してくれたトモエ姐さん。

高い火力と様々な全体攻撃、氷と雷の連携技にオートチャーム持ちというややチート気味な彼女はいつでもスタメンで頑張ってくれました。

奥義の最大火力も凄まじく、削りきりたいときなどは彼女の存在はなくてはならないものでした。最初に騎士にしたのも彼女でした。

物語的には人間がもちうる醜悪さを感じられるエピソードで結構好みです。他の子と違って外的要因じゃなくて、内的要因が罪の原因になってるところも好み。

 

なにより声がはらみーだということが最大の持ち味だと思います。貴音Pなので

 

 

ラン

最初は「全員ガード」以外にすることがない役立たずな娘でしたが、属性有利なステージに入ってからは大活躍。圧倒的な防御力を活かした「MAXリベンジ」で何体もの敵を沈めていきました。もはや擬似的な全体攻撃だよねこれ。

危機に瀕した際の重要なリザーブキャラクターとして、ここぞというときに頼れる姉御。

最終的には彼女がいないとボスに対抗できないというレベルになっており、ボス戦では交代なしで常に出張ってくれました。

ただ、最後はガード以外あんまりやることがなくなっていたのがちょっとさみしかったかな。

 

デレ期よりも「私なんかで興奮するなよ……」と言っているあたりが一番かわいかったように思います。あとやっぱりオヤジと呼ばれるとちょっと萎えるぜ! 意図はわかるけどやっぱり萎えるぜ!!

 

生前は完全にDQN

 

 

サコ

燃費のよさと高いスピードで前半の敵を沈め続けてくれたサコさん。

しかし属性の面もあり中盤では影が薄いどころか、常に「アーアアー」とか「アイス食べたいとか」「ココア飲みたい」とか言い続けるしかやることがなかった始末。

しかし後半では属性の壁を克服して大活躍。殺しきりたいときにリザーブから登場し、「さこらっしゅ」や「すくりゅーぱんち」で敵の数を減らしてきました。

攻撃力をブーストしたあとの「まんたんパンチ」は変な笑いが出るほど強い。ボスのゲージの3分の1を減らすことすらある。

リザーブもスタメンもどっちもこなせるナイスなキャラでした。

ただ連携技は微妙でしたね。あとトモエ並の紙装甲でした。武道家って防御力強いんじゃないの!?

 

正直ユコに振り回されているほうが彼女はイキイキしていたように見えるので、ストーリー的にあれは幸せだったのか……。

実はユコに精神的に隷属しているサコのほうが好きでした。まともになっちゃったもんなあ……。

ユコに言われて落ちたらマグマに飲まれる崖を大ジャンプしたときは往年の出川哲朗を思わせる姿だったのに。

 

 

ユコ

なにはなくとも回復。リザーブ安定の他力本願姫。

どちらかというとフィールドとボス戦で活躍していましたね。

戦闘面では大黒柱のような存在でした。ユコが死ぬと焦る。逆に言えばユコさえ生きていればまあなんとかなるという印象。そもそもユコ以外が死ぬなんて状況は一度もなかったが……。

キサラギとの連携技が非常に優秀でした。ボス戦ではまず必須レベルの神業。

 

しかしいくらなんでも雪歩すぎたな。

 

 

アリス

最初は悲しいほどのお荷物キャラでしたが、中盤になると超火力魔法で敵を沈め続けていったアリスさん。アリスのMPが尽きるときがテントに戻るタイミング。最悪アリスさえいれば雑魚戦闘はなんともでもなる。

序盤の頼りなさとは一転して、最後まで大活躍してくれた小っちゃいガールでした。

魔法使いは紙装甲というのは定番なので、防御力の低さは気にならず。物理攻撃の低さもありますが、このゲームは通常攻撃はまったく使わないので問題なし。

 

なんか青山景先生の「よいこの黙示録」に出てきそうな設定。見た目も含めて。

 

 

シン

まったくもって使いどころがわからなくて、ラスト付近まで常にベンチを温め続けたシンさん。

使いどころとしてはボス戦での高火力での殺しきり、などですがアリスやトモエがいるのでいまいち使う必要性を見いだせない彼女。先制のORアシストをしたら、あとはひたすらベンチを温める。ひたすら温める。そんな存在でした。

でもそんな彼女が嫌いじゃなくて、終盤は頑張って使ってました。奥義も強いしね。

 

 

ヒメカミ

おしおき中、2度フリーズしたので思い出したくない。絶許。

 

 

ミウ

見た目でいえばいちばん好みかもしれん。たくわん眉毛が好みです。

ただヒメカミとミウはこれといった個性があるわけではないので、使いどころが非常に難しいふたりでした。ラスボスではなんとか出陣させて連携をさせて活躍させましたが、別にいなくても特に問題ないかなーという感じ。

ヒメカミはオーバーキルされても、ぎりぎり生き残るスキルをもっていたので、まだ使いドコロはあるけれど……ミウ先生は……別に……。

 

それと仲間になったときの衣装が、事故により手が動かなくなったバイオリニストを想い、最終的に「私ってホント馬鹿」と言いながら涙をながす女の子にとても似ていたので、更に好きになれました。

ただ、騎士の衣装は完全に痴女だと想いました。

 

 

 

続編

 絵が更に艶っぽくなってますね。

かなり期待したくなるほど今作が素晴らしい出来だったので、いつかプレイしてみたいものだなーと思うばかりです。

 

 

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