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読者には誤読の権利がある

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なんでもないような日々が幸せだったと思う「ふらいんぐうぃっち・石塚千尋・感想」

 

 

石塚千尋先生のふらいんぐうぃっちを読みました!

ふらいんぐうぃっち(1) (講談社コミックス)

ふらいんぐうぃっち(1) (講談社コミックス)

 

 

The 緩い日常系

あー、こういうぬるーい感じの漫画大好きです。なんも考えずに読めて楽しい。

いわゆる日常系にくくられる作品だと思うのですが、作品内に漂う「絶妙なぬるさ」がとても良いですね。

ストーリーとしては、魔女の見習いは15歳になると独り立ちしなければいけない。そんな見習い魔法使いが幼馴染の男の子の家に居候をして日々を過ごしていく……という感じ。これだけ聞くと魔女の宅急便かな?」という感じですね。

この設定ならばいくらでも波瀾万丈のドタバタコメデイができそうなのですが、「ふらいんぐうぃっち」は全然ドタバタしないんですよね。

ひたすら緩くてダルい。情感にまったく頼らない話運びは好きな人にはたまらん作品になっていると思います。

人が怒ったり泣いたりするのを見るのも辛いわー、というときにはこういう作品って凄くありがたいんですよね。

 

ふきのとうを道端で積み、家で調理して食べるだけ、というだけで1話を消化したときは「最高かよ~~~」と叫びそうになった。ぼくが求めていたのはまさにこういう作品なんだ!

「THE 毒にも薬にもならない物語」としてすごくオススメです。読んでるときの多幸感が凄まじい。

 

魔女という題材を扱っている以上はどこまでもファンタジックにできると思うのですが、個人的にはこのままのペースでずっと小粒にやってくれないかなあ……と思います。

3巻のクジラの話みたいなのは時々でいいです。ああいうのも好きなんですけど、やっぱり「ふらいんぐうぃっち」のメンツには魔法使うよりも、山菜採りに行って「おいしーねー」とか言い続けてほしいんですよね。

この作品では特別な日じゃなく、なんでもないような日々を愛おしくおもいたいんですよ。

 

魔法使うよりも山菜採りに行ってほしいって、我ながら褒めているのか貶しているのかわからんな……。

いちおう全力で褒めているんですけどね……。

 

 

既にアニメ化が決定

これはアニメ化もしやすいんじゃないのかな……と思ったらもうアニメ化決定してた。

3巻刊行しただけでアニメ化されるのか……。話のストック的に大丈夫なのかな。

でも「ふらいんぐうぃっち」は物語が小粒ながらもしっかりしてるし、15分で1話くらいのペースで消化できそうですね。

 

 

青森を舞台にした作品だから、聖地巡礼などで地域活性化も狙えるからいろいろな旨味がある作品だよなー、是非とも様々なスポンサーを巻き込んでいきたいアニメ化だよなー、と割とゲスな目でも見てしまいます。

アニメで地域活性化と聞くと、怪訝な態度を示す方が一定数いるとは思いますけど、普通に考えて、1クール(総尺6時間程度)も地元を舞台にした作品を作ってもらえるなんて、PRとしては最強の部類だと思うんですよね……。

自分たちが住んでいる街を舞台にした物語を、プロのスタッフたちが全国に向けて宣伝してくれる、と考えるだけでも非常に凄いことだと思います。

 

なんだこの話……。

 

 

 こちらもオススメ

「ふらいんぐうぃっち」を読んでいるときはこれを思い出していました。

僕の中での「ふとしたときにパラパラ捲りたくなる作品」のひとつ。読んでるだけで安らぎがある最高の作品なんですよね。

どちらかというとこっちのほうが先にアニメ化するんじゃないかなーと思っていたのですが……。

くーねるまるたの面白さは高校生ぐらいの時分だとちょっと難しいのかな……。

 

 

あとやはり「なにもなさ」の素晴らしさといえば「たまこま」ですよね。

 この作品も微量にファンタジー要素がある作品だけれど、それをまったく活かそうとしないという素晴らしい作品なんだよな。

たまこまーけっとに比べれば、ふらいんぐうぃっちは結構活かしてるほうだな……。

 

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