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暇をもてあました大学生たちのエロス「惰性67パーセント・紙魚丸・感想」

 

惰性67パーセントを読みました!

惰性67パーセント 1 (ヤングジャンプコミックス)

惰性67パーセント 1 (ヤングジャンプコミックス)

 

 

日常とエロ

これはアレですね、エロ漫画の導入部分を永遠にやり続けている漫画、というとどんな作品なのか把握してもらいやすいかな、と思いました。

「このあとめちゃくちゃセックスした」という注釈コマがあってもなんらおかしくない 作品というか……本格的なエロに入るまでの助走の瞬間を詰め込んだ作品になっているなと思いました。

日常とエロの描き方の境目があまりないのに、本格的なエロには決して至らない感じ。

そんな描写が延々と続く作品です。すばらしいー。

大学生が送りがちな実に惰性的な生活の中で巻き起こるちょっとしたエロスが描かれています。好きな人は堪らなく好きな作品ではないでしょうか。

僕はもうグッと拳を握り込んでしまった。グッと。これだ……っ!って。

 

「だらしない女子大生」の素晴らしさ

だらしない女子大生って最高ですよね。

字面が素晴らしいですね。「だらしない女子大生」

服とかもどうしようもない感じで、お腹の肉とかも放置気味で……髪もぼさぼさでノーメイク上等!的な……字面にすると「アカン……っ!」って思うのに、なぜか惹かれるものがあります。

作中の吉澤さんがまさにその「だらしない女子大生」で、実にツボでした。そうそうこういうヒロイン?が見たかったんだよ! と膝を打ってしまいました。

紙魚丸先生は、アダルトのほうでもご活躍なさっている先生なので、身体的なだらしなさも見事に表現されていました。具体的にいうと太ももです。あと腹肉。

紙魚丸先生の描くだらしない女子大生は「こんなにもリアルなのに、現実には決していないであろう」というあたりが滲み出ていて最高です。

いそうだけれど……絶対にいないんだこういう子は。

 

タイトル考察

タイトルが「惰性67パーセント」とあるわけですが、ちょっと不思議なタイトルだと思ったので、意味を考えてみました。

 

最初は「惰性的な生活を67パーセント、エロ33パーセント」のように、割合的な意味での表記としてのタイトル……と思えばいいのかなと思いましたが、まあエロ全開の回もあるので微妙にしっくりこず。

 

もしくは、吉澤の家に集まる4人の「惰性67%による行動」を描くから、このタイトルなのか……。暇をもてあました大学生が贈る7割近くが惰性による生活、と書けばこの漫画を言い表しているような気がするような……そうでもないような……。

 

それとも、あとがき漫画から察するに「もう惰性67%くらいのパワーで描いてますよ」的なメッセージなのか……。いやそれはないだろう……。

 

もしくはシンプルに「惰性(気が緩んだ性的な行為)が作中の67パーセントくらいを占めてますよ」というタイトルなのか。1つ目とほぼ似通った感じ。

 

4つくらい考えてみたけれども、実際どうなんだろうか。誰か正解教えてプリーズ。

 

こちらも読んでみてはいかがでしょうか

カタワレノワレワレ (IKKI COMIX)

カタワレノワレワレ (IKKI COMIX)

 

 大学生活、というくくりで作品を思い返すと「夏の前日」や「げんしけん」、「もやしもん」や「ハチミツとクローバー」などが思い起こされます。大学が舞台の作品が結構好きなのかもしれません。

そんな中でも、怠惰な大学生活……と聞くと「カタワレノワレワレ」を思い出しました。カタワレが描く日常の雰囲気は惰性67%と似通っているところがあるような気がしないでもないです。だらしなくて、どうしようもないのに、愛おしい感じが常に漂っています。残念なことにエロはあまりないけれど。

ノッツさんの日常をゆっくりと崩壊させていく作風が非常に好みです。

よろしければこちらも是非。

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