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シンデレラガールズ第10話・感想「これが、バブみ……っ!」

 

デレマス10話みました~。超ひさしぶり。

前回の記事はこちら。

約4ヶ月ぶりの視聴だったわけですが、観なかったことを後悔するくらい素敵な作品ですね。

今回はきらり、莉嘉、みりあのユニット「凸レーション」のメイン回。

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 はあ……可愛い。

 

今回、やはり特筆すべきは諸星きらりというひとりの女性だろう。

僕はかねてより世間で言われているところの「バブみ」という感情がよくわからないでいた。

バブみという言葉を「母性を感じる相手に慈しみをもって接してもらいたいという感情」というニュアンスで捉えているのだが、これを感じることがなかった。

しかし、今回の10話でついに僕はその感情を知った……。

これはバブみである……。

僕は諸星きらりに対してバブみを感じている……。

年齢的にはきらりは年下。しかしながら、彼女から溢れ出る母性に僕は胸を打ち抜かれた。最高だ。彼女をみていると心理的な幼児退行を自身に強いたくなる。端的にいえば「きらり~~~~~~~」と叫びながら彼女に泣きついてしまいたくなる。

文章だけみると変態以外のなにものでもないが、それだけきらりから溢れ出る母性、とりわけ「安心感」に打ち抜かれてしまった。

彼女がそばにいるだけで、きっとなんとかなってしまうような気分にさえ陥ることができるだろうと思うくらいに。

 

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きらりに異様なまでの「安心感」がある理由として、やはり彼女の身長は外せないだろう。優しげで大きいものは癒やしなんだよ、ベルくん。

傍らに背の小さいみりあと莉嘉を配置することで、視覚的に「子供」と「大人」を演出できているのがミソだと思う。こういう並びになると擬似的な「母と子ども」という感じにも見ることができて、きらりの母性が更にアップしている。

これが隣にいるのが凛や新田だとするならば、ちょっと違った見え方をしていると思うので、きらりの隣にいるのはこの3人がベストなのだなと感じました。

 

しかし、きらりの最も素晴らしい点は身長ではない。

やはり「振る舞い」だと思う。

彼女は決して人のことを否定しない。まずは話を最後まで聞いてあげる。莉嘉が突拍子のない発言をしたときも、「その意見は間違っている」ということをわかっていながらもすぐには否定しなかった。微笑みを絶やさなかった。

更に、空気を変えるためにクレープを食べることを提案したり、プロデューサーと離れたときも周りを鼓舞するような発言をする。

周りの空気を変える為にする意識した振る舞いこそが彼女の魅力だと思う。

すごく端的に言うと「優しいひと」なんだ、きらりは。

「みんなが笑顔になってくれればいい」というのが、やはり彼女の思想の基盤であり、最優先事項になっているのだと思う。

みんなが笑顔になるんだったら怪獣の格好することだって構わない(=アイドルとして顔出しして宣伝したいという考えを優先していない)というのも彼女の根底にある思想を体現していると思う。

 

そしてそのきらりの優しさをより自然に画面に落としこんでいるのが、凸レーションの残りのふたり「みりあ」と「莉嘉」の存在。

ふたりは他のアイドルたちよりも年齢的に幼い為に、行動も思慮に欠けてしまうことが多いということもあるので、必然的に「助けられる立場」であることが多い。

この状況をきらりの周りに設置することで、より自然に「誰かを笑顔にする為に動く」きらりを表現できていると思う。

デレマスはキャラが本域の魅力を出す場面に不自然さがないのが本当に素晴らしい。

 

そして後半に前半までにつくりあげた関係性がひっくり返るのも素晴らしい。

今までみんなをフォローしていたきらりが自分の行動を省みて落ち込んでしまう場面。

前半で視聴者をバブらせていた彼女もまた、「まだまだ助けられるべき立場のひとりの少女である」ということを再確認させる場面であると同時に「凸レーションが凸レーションである意義を再び強く主張する場面」でもあると僕は思った。

 

きらりを鼓舞するべく立ち上がるみりあと莉嘉。  

今まで助け続けていたものが、助けていたものに思いがけず助けられる構図になるわけですが……ここで凸レーションという関係性そのものが絵的に表現されていた

これには諸手を挙げて賞賛するほかないですよ……。

 

最初は凸レーションの陣形そのものだけれど……

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 凸がへこんでしまったときは……

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周りの凹が立ち上がり……

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凸に戻ろうと手を伸ばす……

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 凸レーションって名前は3人の関係性そのものなのか!!

とめっちゃ感動してしまった。序盤のトークショーで「凸レーションという名前の由来」を司会者が聞いていたのは、これがフリになっていたのか! 

「だから「凸レーション」という名前になっているのか!!デレマスすげえ!!」とひとりでめっちゃ感動していました。

 

そして最後にはきらりが莉嘉をおんぶするという形をとるというのも、またまた素晴らしすぎて……「凸でも凹でもない新しい並びを自分たちの力で作り上げたでー!!」と更に興奮してしまった。プロデューサーの「凸レーションは自由にやらせたほうがいい」という発言がここで効いてくるわけですね。

作り上げた形に収まらない彼女たちの自由さが実に上手く表現されていると思いました

 

余談

それにしても今回のプロデューサーは、物語を動かす為のトリガーとして職質されててかわいそうでしたね……。

僕が10話で納得いかないところと言えば、警察がプロデューサーに謝り倒しているシーンがないことでしょうか。

誤認だったのならちゃんと謝罪するシーンとか必要だし、見つからないにしても誤った行動で未成年が行方不明になっているのだから警察も協力しろよな……と思ってしまったのは、さすがに僕が狭量すぎるのでしょうか。

それとも僕が警察に対するアンチパワーが強すぎるのでしょうか! そっちな気がする。

 

あと美嘉さんとのやりとりが、完全に「一度関係性が終わったあとの男女の感じ」を彷彿とさせてなんかニヤニヤしちゃいますね!!

楓さんといい美嘉さんといい、このプロデューサーの懐の深さは未知数やでぇ……。

いっそ4期くらいやってくれないものか。

 

名シーン 

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 どういうシートベルトだ。

 

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なんだかんだ言ってまんざらでもない感じの凛。

そして大学生・新田さんの悟りを啓いたような顔……。ああ、新田さんは愛しいなあ。普通に気に入っちゃう蘭子の可愛さったらないですね。

二次元に溶けてしまいたい……。

 

いまのところ全部のメンツのなかでもいちばん好きかもです。