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読者には誤読の権利がある

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「甘々と稲妻・雨隠ギド・4巻」の感想を書きました

漫画

 

甘々と稲妻4巻を読みました。

甘々と稲妻(4) (アフタヌーンKC)

甘々と稲妻(4) (アフタヌーンKC)

 

4巻も相変わらずのほっこり感で、素晴らしい出来でした。最高~~~。

相変わらず感想を書くことが無粋になりそうな漫画だなーと思いつつも、思ったことを書き綴っていこうかなと思います。

前巻の感想はこちら。

 

感想

相変わらず遅々としていながらも「成長」が感じられる漫画だな……と思いました。

それはつむぎだけに限らず、お父さんや小鳥さんもゆっくりと変わっていく。きっと1巻の3人だったら、こんなふうには振る舞えていなかっただろうという場面がたくさんあった。

小鳥さんは包丁がほんのすこしだけ使えるようになった……とうシーンだけに限らず、窓から声をかけられたときに「いーくー」と応えるシーンとか、なんかこうグッとくるものがありますよね。1巻では友達がいないと言っていた小鳥さんが、少しずつだけれども進んでいるのを感じられますね。とてもよい。

 

ふと思ったのが、やはりつむぎも女の子なんだなーと。当たり前ですけれども、まだまだ小さい子でも女の子は女の子なんだなーと改めて思いました。

ちょっと男の子気質なところがあるつむぎですけれど、「おんなのこのはなししないし、たべもののはなしばっか」というちょっと遠回しな棘発言は、ただ怒り散らかすだけでないつむぎの一面がみえて、微笑ましくなりました。

たどたどしくも使える言葉が増えていき、表せる感情が増えていくのを眺めているだけで幸せになれてしまう自分の単純さ……。いやーだってつむぎちゃんいい娘じゃないですか。最高ですよ。

なによりも、自分が「嫌だ」と思ったときに「なんでそういうこというの?」って言える娘なんですよね、つむぎちゃんって。

僕自身がそういうこと言えない子だったので、「羨ましいな」とか「えらいな」とか思いながら読んでます。

ちゃんと自分の思ってる憤慨の感情を言葉に変換して、外側に表現できる。つむぎちゃんは本当に素敵な子だなと……自分の昔を省みて力強く思います。

 

 

甘稲は不穏なシーンでも、ちゃんと着地してくれそうな安心感がありますね。振り幅が狭い、というと言い方は悪いかもしれないですが、どんなシーンでもひと心地つける安心感が常に漂っている。

作品全体が常にポップな雰囲気を漂わせているな、と思います。

そしてそのポップな雰囲気づくりを担うのが、つむぎだったり小鳥さんだったりお父さんと場面によって違うのがまた素敵だなと思います。

同じような登場人物で同じような展開を繰り返す漫画なので、やもすれば飽きる可能性が出てくるのですが、前述した少しずつ成長していく楽しさと、この「ポップな雰囲気作りの交代制」があるおかげで毎回違う視点のほんわかさが楽しめる。

 

なにより登場人物たちが本当に幸せそうにご飯を食べるのがイイっ。

食事についていろいろと言葉を重ねる漫画も好きですが、こういう表情一発で「おいしい!」を表現してくる漫画も素敵ですねえ。

多幸感が常にある漫画だと改めて思います。本当に続きが楽しみな漫画のひとつ。

 

まとめ

さてラストで次の巻の布石を打った4巻ですが……次は失った人達の物語になるのではと思っております。

小鳥さんの父親ってあまり言及されませんが、やはり次はそちらにフォーカスをあてる形になるのでしょうか。甘稲のことですので、それほど暗い話にはならないと思いますが……小鳥さんが犬塚パパに父性愛を感じているのか、それとも違う親愛なのか……そろそろ明らかになっていくのでしょうか。5巻が楽しみですね。

なんにせよ、魔女の小鳥さんと結婚して幸せな家庭を築きたいなあと思うばかりです。

 

余談

雨隠ギド先生の短編がこちらに収録されているのですが、それがものっそい好きなんです。

アオハル 2013年 9/20号 [雑誌]

アオハル 2013年 9/20号 [雑誌]

 

 短篇集出さないかなーと思うばかりです。っていうかアオハル復刊してほしいな。

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