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学生時代の『あの』感じ「アルモニ・感想」

映画

 

アルモニという映画を観ました

アルモニ

アルモニ

 

この映画は非常に立ち位置がちょっと変わっていて、TSUTAYAでしかレンタルできない作品なっているんですね。 

 しかも尺が30分くらいのショートムービー。

「映像作品が観たいけれど、ちょっと長い時間を消費してまでって気分でもないんだよな」ってときにはうってつけだと思いますね。

 

 

感想

非常に素晴らしかった。

誰しもが中学とか高校の時代に『学内カースト』のようなものを感じてきたとは思うのですが、その空気感が非常によく表現されていて、苦々しくも思わず頷いてしまうシーンの連続だった。この空気感がわかるひとと友達になりたいですね。

基本的に学内カーストが起こる理由って、逃げ場のない教室で起こる価値観のこすれ合いだと思うのですが、それを「世界が違う」と表現されて「それな!」と得心しました。

 

そんな学生のカーストワールド渦巻く世界で繰り広げられるのは、ややサイコな匂いのする物語。

特殊な幻想観をもつ少女と地味な男の子との「夢の様な話」。

「こういう話は大好きなんだよなー」と思いながら、終始あらゆる方面に心躍らせながら最後まで楽しく観させてもらいました。

サイコな話になりそうなところを、ギリギリのところでファンタジックにしないストーリー。このバランス感がとても上手ですね。

「うわっそれ以上ファンタジーすると好きじゃなくなるっ……」って思うところの寸前で上記した「学内で起こりうるカーストあるある」が挿入される。

現実と幻想のちょうどよいところをずっとくすぐられている感じ。

見事に心のぐらつきを掌握されているなーと思いました。

 

夢のシーンでの画の綺麗さもよかった。ちょっとザラッとした質感のうえにのっかる落ち着きのある色。その中で時々苛烈に彩る色が現れて目を奪われました。

 

ほんとうにあっという間に30分が終わってしまったという感じ。

もっと続きが観たいなと思わせてくれる作品でしたね。というかあの終わり方はズルい。あんなの続きが気にならないわけがない。ズルい。観たい。

 っていうかマジでズルいよ!! ここで終わるのはズルい!!

ぶっちゃけ評価もしづらいよ!!

 

 

同じ空気感をもつ作品

桐島、部活やめるってよ (本編BD+特典DVD 2枚組) [Blu-ray]

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アルモニとこの作品は非常に似通っていると思います。

この作品を観るといつももんどり打ってしまう。「あー」とか「うー」とか叫びだしたくなる。この映画をつまらないと言い捨てられる人生だったらきっとブログなんてやってないんだろうなと思うことがよくあります。

 この作品を観て「なんだかよくわかんなかったね」といえる人生を、それはそれとして望んでいたのではないか……? と思うことがあります。

 

 

アルモニを観ているときも「こっち側だったらどうだったんだろう?」と思いながら観ていました。そんなふうに観るとまた違う面白さを感じられると思います。

 

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