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真面目な顔して「ポケモンやったか?」と聞かれる職場

 

それが僕の職場です。

 

ふざけているわけではないです。

むしろいつもよりも真面目なくらいです。

僕もその質問には、「はい、既に」と真剣な顔して答えます。

 

なぜこんな奇っ怪なことが起きるのか……順を追って説明していきましょう。

 

まず僕はテレビ業界で働いています。映像をつくる仕事をしています。

テレビは実際に放映する前には様々なチェックがあります。当然ながら誤った情報を放映してはいけません。念入りに事実関係をチェックしたり、変な絵が挟まっていないかを確認していきます。

その中でも、テレビ局がシビアにチェックする項目に「光点滅」があります。

 

「光点滅」と言われてもピンとこないかもしれませんが、

ポケモンショック」と呼ぶとどうでしょう? なんのことかわかった方もいるのではないでしょうか?

ちなみにポケモンショックというのは

ポケモンショックとは、1997年12月16日にテレビ東京および系列局(TXN)で放送されたテレビアニメ『ポケットモンスター』(ポケモン)の視聴者が光過敏性発作などを起こした事件である。(wiki抜粋)

というテレビ関連での事件のことです。いわゆるポリゴン冤罪事件ですね。

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要約すると、ポケモン放映中に画面による光効果のせいで体調を崩した人がいっぱいいたよーって事件なんですね。

この事件があってからは、テレビ局では2014年現在、ニュース番組などの例外を除き、過敏な光刺激を放映してはならないという決まりがあります。

またこういう事件を起こさない為にも、放送前には「光過敏性発作」が起きる可能性がある映像ではないかをチェックしなければいけないんですね。

 

そしてそれをチェックする為の機械を「光点滅測定装置」と呼びます。

 

長い名前ですよね。

それに無駄に大仰なので、僕らはこの装置のことを「ポケモン」と呼んでいます。

もちろん呼んでないところもあると思いますが、50を越えるプロデューサーですら「光点滅測定装置」のことを「ポケモンチェッカー」と呼んでます。

 

つまり「ポケモンやったか?」というのは「この映像は「光点滅測定装置」で映像確認をしたか?」という意味になるわけですね。

 

ちなみに光点滅測定装置はカメラのフラッシュとかにも反応します。激しいフラッシュがたかれている映像は放映できないようになっているはずです。

もしくは右下に、画面が点滅しますよーという注意が入っていることがあります。これは主にニュース番組が多いですね。事実をしっかり放映するためにはいくらかやむを得ない、ということみたいです。

 

ちなみに……もし光点滅測定装置を怠ると、とっても怒られるそうです

そう「とっても」ね。

 

てなわけで、結構テレビ業界では「ポケモン」という単語が割とシリアスな感じで飛び交うのでした。

 

おしまい。

ポケットモンスター アルファサファイア

ポケットモンスター アルファサファイア

 

 昔はグラードンのほうがカッコいいと思ってたけど、今はカイオーガのほうがいい。フォルムがカッコいいから好き。

ポケモンはパールで止まってしまったので、いつか追いつきたい。

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