読者には誤読の権利がある

だから勘違いした感想書いてても許してほしい

理想の食事は誰かと一緒に「ホクサイと飯」

 

ホクサイと飯を再読しました

ホクサイと飯 (単行本コミックス)

ホクサイと飯 (単行本コミックス)

 

なんでこのタイミングでホクサイと飯を再読したのかと言いますと、ホクサイと飯がヤンマガthe 3rdで「ホクサイと飯さえあれば」という名前で改めて連載されるということを知ったからです。めでたい!

自分の好きな作品が再び復活するというのはやはり嬉しいですね。こういう機会がたくさんあれば素晴らしいのに世にでなかった作品が減るのに、と思いながらもなかなか難しいよなあ……と思っている次第です。

 

「ああ、いいな」が連続する漫画

 例によってこういった漫画は細かい感想が書きづらいわけです。

大がかりなロジックを用いて描かれる漫画ではないので、解剖するにもしづらいというか。いやしようと思えばできるのですが、それは例によって無粋というもの。

大雑把に言うならば「ああ、いいなあ……」という感情が連続する漫画でしたね。

ただただコミカルに食事をつくっているだけの漫画なのですが、随所にホッと落ち着けるポイントが散りばめられている。

時にケレン味たっぷりに食事を作り食べる様は、読んでいて多幸感が溢れる作品でした。

読んでいると生活の匂いがしてくる料理漫画は僕の好みなところなので、この漫画はめっちゃツボでしたね。食事単体を美味そうに描くことよりも、そこに至るまでのストーリーで読ませる漫画です。それがまた秀逸。

「ああ、あるある!」って思える感情を引き起こすのが抜群に上手いんですこの漫画。

特にカレーうどんの回はめっちゃ良かったですね。そうそうあと一品どうしても逃せないものがあるとスーパーに走るよね……とニヤニヤしながら読んでました。

 

笑顔がめちゃくちゃ素敵な漫画なんですよね、ホクサイと飯。

随所に出てくる登場人物の笑顔が非情にきらびやか。それなのにどこか泥臭さがあって非情に親しみのもてる笑顔なんですね。

これは作風に合わせた筆力の賜物でしょうか。

ぶっかけそばの回や貝の佃煮の回とか、かなりグッとくる笑顔が抜群のタイミングで出てきて「ああこの人センスあるわあ」と1ページ1ページ惜しみながら読んでいました。

 

まとめ

 この漫画の大事なところは、ひとりで食事をとることがないということ。

どんなときでもホクサイがブンと一緒に御飯を食べてくれている。

そのことにじんわりと喜びを思え、憧憬を抱いてしまいます。

話をドライブさせるための語り部的存在がホクサイなのですが、その他にもこのような役割があるのだなあ……と思うと感心しました。

ホクサイはただのマスコットではないのです。

やっぱり食事は誰かと話しながら食べたほうが素敵なんだよなあ……と改めて思わせられる漫画でした。

僕もホクサイみたいな奴がいれば、またなにかちょっと違うのかなあ……とぼんやり思ったりしました。

 

 さらっと紹介するレシピにも味があり、その紹介する料理のチョイスにもセンスがあり、この漫画はここで終わるのはあまりにももったいない!!!

と思っていたところに「ホクサイと飯さえあれば」の登場です。

これが嬉しくないわけがない!!!

 

やっぱり好きな漫画はたくさん応援して投資していかないとダメだな……と改めて思いました。僕みたいな人がたくさんいたからこういう嬉しいことが起きたのだと思うのです。

我々読者は良い物には惜しみない賞賛を送り、ダメなものにはなるべく早く退場していただく。その権利をもっています。

僕はひとりの漫画好きとして、自分の大好きな作品は全力で応援していきたいと思います。こんな些細な感想でも、それができたらそれはまあ素敵だなと思いました。

 

皆さんも自分の好きな漫画はどんどんと声高に「好きだ!」と言い続けるべきだと思います。

そうじゃないと、本当に好きなものは身の回りから離れていってしまいますよ。

 

なんかいいこと言った感が出たので、このあたりで終わりにします笑

 

続刊出てます!!!

 

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