読者には誤読の権利がある

だから勘違いした感想書いてても許してほしい

入院日記~1日目~「死んぢゃう編」

 

大変お久しぶりです。

最近更新が滞っておりましたが、

実は僕は9月20日から9月26日の間まで入院しておりました。

症状はデング熱……と言いたいところですが、そうではなかった。

感染腸炎という腸の病気です。

ホントに辛かったのですが、無事退院できました

その節は皆様本当にありがとうございました。様々な媒体でメッセージをくださった方、ここで簡単ではありますがお礼のお言葉を送らせてください。

入院中で心が弱っていたので、些細なメッセージでも僕には心の底から嬉しかった。

退院後に背中を押してくれた言葉達も僕には心強かった。

本当に本当にありがとうございます。

 

で、その入院生活を振り返りつつ、記録としてここに残すことにしました。

あの地獄のような辛さを忘れないように、健康生活を続ける為の戒めとして1日毎に書いていこうかなと思います。いつかなにかの役に立つかもしれないしね。

 

それでは1日目朝から

 

6:00・起床

今日は早く終わらせれば早く帰れる仕事なので、気合を入れて早起き。

しかし起きた瞬間から身体に強烈な違和感がある。身体がめちゃくちゃ重たくて、なんだか皮膚感覚がいつもよりも鈍い気がした。

気のせいだと思うことにして、普通に着替えて出勤。このときは入院することになるとは思ってもいなかったので、いつもの軽装備。むしろどこか動き回ることもないだろうと思っていたので、いつも持ち歩いている携帯の充電器すら持たなかった。

このときはまだ「だるいなー」くらいの感じだった。

 

このときは「疲れ」による風邪だと思っていた。

前日は身体が疲れてるなー程度だったので、まさか重い病にかかっているとは露とも思わなかった。

 

8:00・異常発生

電車に乗って会社に到着すると、完全に身体が異常を訴えていた。

猛烈な寒気と関節痛。歩くのもままならない頭痛。それらが併発し、とてもじゃないが仕事などできるような状態じゃなかった。

けどコンビニで栄養ドリンクを買って「今日も1日がんばるぞい!」と気合を入れて、仕事を始めた。

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頑張れないときは無責任に「がんばるぞい」って言っちゃダメなんだな、と今になっては思いますが。身体がどう考えてもおかしいときはちゃんと不調を疑いましょう。

 

9:00・気絶

気絶というと話がデカすぎますが、いつのまにか床で眠っていました。

最初は「身体がダルすぎるから、ちょっと横になるか」という感じだったわけですね、一度寝転んでからは起き上がれなくなっちゃったんですよね。けど眠れている時点でまだまだ軽度なんですよね症状は。

このときになると目の奥がめちゃくちゃ痛くて、目を開けているのが凄く辛かったです。

そしてデング熱の症状を調べると「頭痛・関節痛・発熱・目の奥の痛み」とある。

これはもうデング確定だろう……と僕は思い床にフードを被って寝転んでいました。

仕事なんてできるわけもなく、ただただ痛みに堪える時間でした。

この日は13時まで僕ひとりでの作業で周りに誰もいなかったのも問題だったのかもしれません。

このあたりで僕自身もヤバイんじゃないか? と実感しはじめる。

 

10:00~12:00・限界

「あ、無理、これ無理、死ぬ。本当に死ぬ」

とうわ言のように繰り返していました。この時になると頭痛が死ぬほど辛くて、動く度に頭が割れるような痛みに襲われていました。「ううう」とか「あぁぁぁ」とか嗚咽を漏らしてました。こんなに頭が痛いのは生まれて初めての経験でした。

あ、人間って本当に辛いと自然と声が出るんだなあ……と妙に感心してもいました。

ここいらで「救急車は呼ぼう」と心に決めてました。まず歩けませんでしたからね。

しかしここが僕の変なところで、上司が到着して引き継ぎをするまでは救急車を呼ばないでおこうと思っていたんです。なんて律儀なんでしょうか。自分の勤勉さに涙が出ます。意味ないけど。

 

13:00~ 祝・初の救急車(ほとんど記憶ない)

13時になって上司が到着すると、僕が床に倒れている姿をみて「寝てるのか?」と確認してくる。殺すぞ、と思いましたが、電気も消していたので、そう見えてもおかしくありません。

しかし僕は声をだすのも億劫な状況です。なんとか不調を訴えます。

「あ、ああ、う。あああつら、うう」

言語能力を奪われた人間みたいに不調を訴えます。最初は笑っていた上司もだんだんとマジ顔に。「え、もしかして調子悪い?」無言で頷く僕。

「……肌が真っ白だぞ!」

上司が僕の手を見て叫ぶ。本当に真っ白でした。よく「肌白ーい」とか女の子が褒め言葉で使ってるじゃないですか。それを鼻で笑うレベルで白かったです。

僕自身、ここまで肌が白くなったことなど初めてなのでもはや笑うしかなかったです(実際は笑ってなかったけど。笑うと頭が猛烈に痛いから)。

そこからはもう迅速な対応ですよ。本当にこれが助かった。

救急車を呼んでもらい、即座に乗車。「あ、これ初めての救急車だ」というのが最後の記憶で救急車に乗っているときの記憶はあんまりありません。

救急車に乗っている人ってどういう気持ちなんだろうなーと昔から思っていたのですが、救急車に乗るほどの病人がまともな思考ができるわけがないと今ならわかります。

「さっさとなんとかしてくれ……死んぢゃうよぉ……」としか思ってないです。

 

病院へ

このあたりから記憶がかなりアイマイまいんです

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こんなふざけた画像のせてますが、当時は本当に余裕がなかったんです。

目の前で「症状がアイマイまいんだね」とか医者が言ったら本当に殴りかかってたかもしれないほど余裕がありませんでした。殴りかかる元気なかったけど。

 

病院のベッドに横たわり、医者が僕に問診していく。

「肌が笑えないくらい白い」と医者が言う。この時には本当に血が通ってないんじゃないか……? と思えるくらいに肌が白かった。血流が完全にとまっていそうだった。

あと猛烈な寒さを感じていた。真冬に裸で外に放り出されたような肌を刺す寒さ。羽毛布団にくるまりながらガタガタと震えている僕。

熱を計ると39.5分。脳内の僕が「ひゅーーい」と下手くそな口笛を吹きます。現実の僕は息切れして死にそうなだけですが。ということは会社にいたときは40度あったなこれ……と変な確信をもったりしました。

そして震える僕に医者がある言葉をかけます。

 

医者「じゃあとりあえず採血しちゃおうか」

僕「!!?」

 

僕は昔から注射が嫌いでした。泣き叫ぶことはなかったにせよ、痛いものや怖いものが死ぬほど苦手なのです。とりわけ注射は本当に嫌いで、とにかく嫌いで……なんかもう本当に嫌いなんです!!!

マジで注射が嫌いなんです僕!!!!

 

そんな僕の心の叫びも無視され、無情にぶっ刺される注射針。

心の僕が「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛」と叫びます。

辛い、辛すぎる。血が抜かれる感覚も大嫌いなんです僕は。

約1分間の苦痛の時間、脳裏にはアイマス春香さんの笑顔が浮かびます。そうです完全なる現実逃避です。だって本当に嫌いなんだもの。

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圧倒的正妻パワーにより、なんとか注射の辛さを乗り越えた僕に更に無慈悲な言葉がかけられる。

 

医者「じゃああと3本、とっちゃおうか」

僕「!!?!!!?!?!?!???」

 

そういうことは最初に言えよと心の底から思った。僕がDQNだったら殴ってるところですが、僕は心優しい人間なのでただただ3本ぶっ刺されました。っていうか3本ってなんだよ。合計4本かよ。そんなに血っているのか。なけなしの僕の血を抜かないでくれ、これ以上抜くと死んじゃうぞ……と目で訴えましたが、白衣の天使は黙々と僕の腕に針を指し続けます。

本当に泣きそうだった。注射はもう二度としたくない健康になろう、と心の底から思いました。

 

18:00~

その後、検査の結果が出るまでしばらく待たされることに。

この時間が本当に辛かった。心が折れそうだった。

突然すぎる出来事にやっと頭が追いついてきて「あれ?これ僕どうなっちゃうの?」と不安が募りだしたからです。どう考えても普通じゃない体調で考えても得体の知れないことばかり浮かびます。

さすがに死ぬことはないでしょうが、ここまでの大事になったのは初めての経験だったのでかなり不安でした。

 

しかしその不安も白衣の天使こと美人看護師さんのおかげでいくらか振り払えました。

「大丈夫ですよ。意外と人間の身体ってのは丈夫なんです」とか

「不安に思うと身体もそう感じますからね。治るって思うことが大事ですよ」とか

いちいち声をかけてくれながら献身的にお世話をしていただけるのは本当に感謝のしきりでした。

美人ということを度外視しても大天使と呼んで問題ないと思いました。

ただあの寝てるときはそっとしといてくれないかな……と思ってしまいました。やっと眠れそうになったときに「大丈夫ですかー?」とか言われてもさすがの僕も「うるっせえ」としか思えません。

 

でも本当に看護師とか介護士とか、そういう医療現場に携わる方には頭が下がる思いです。

いつもお疲れ様です。マジで大変そうだな……と思いながら見てました。

お疲れ様です。

 

20:00~

 

医者「しばらく入院です」

僕「!!!!!!??????????

 

開口一番ぶっ放された言葉にさすがに声を失う僕。

さすがに今日は入院かな……と予想はしていたものの「しばらく」という言葉には驚き。僕はこの段階では酷い風邪だと思っていたのですが、どうもまだ原因がわからないそうなのです。

検査入院などをしつつ、体力を回復させていこう……というのがお医者さんの考え。

さっさと帰ってゲームしたい……というのが僕の考え。

どちらが強いのかは言うまでもありませんね? そうです惨敗です。

 

というかゲームする体力はこのとき残ってません。

本当に虫の息ですよ、虫の息。

この段階でもまだ熱は下がっておらず、頭の痛みと倦怠感は収まっていません。

なんだこれどうなっちゃうの? という不安を抱えたまま無常にも病院内は消灯され、1日目が終わりました。

 

まとめ

ということで、1日目は倒れてから入院が決定するまでのお話でした。

かなり短くしたつもりですがそれでも語るべきことが多くて、だらだらと長くなってしまったような印象。最後まで読んでいただきありがとうございます。

本当に自分の思い出話みたいになっていて、なにか益をもたらすことがまったくもって無理そうな感じではあるのですが、それでも続けていこうと思います。

何年か後に読み返して懐かしいなあ……となることを祈って。

しかしこの1日は今思い返しても地獄のような辛さでした。特に午前中が発狂しそうなくらいに辛くて「会社辞める。今すぐ帰る」とうわ言のように繰り返していました。

本当に心の底から病気は辛いな……と思った1日でしたね。

 

教訓として、朝起きて身体がおかしかったらすぐ病院へ!!

ってことは声を大にして言いたい。朝だと症状が軽い為、軽視しがちなんですよね。

ヤバイと思ったらすぐ病院へ。杞憂で終わればそれに越したことはないのですから、自分をアホほど愛していきましょう。

 

続きは、入院日記~2日目~「地獄の腹痛・スーパー子鹿ダンス編」へ

 

入院日記~2日目~「地獄の腹痛・スーパー子鹿ダンス編」 - 読者には誤読の権利がある

 

皆さん健康には気をつけましょうね!!!!

マジで。

 

 関係ないけど名作ですよね。

病院に置いてあって、読んでたんですけどやっぱ面白いです。

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