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かくいう私も眼鏡好きでね「境界の彼方・アニメ・感想」

アニメ

 

境界の彼方を観ました。

 

素敵な作品でした。京アニ好き、現代ファンタジー好きならオススメできる。

さすが京アニ、と言いたくなるアニメですね。戦いのシーンは派手であり緻密である。すっかり眠っていた中二心が呼び起こされるようでした。中二病でも恋がしたい!のときも思ったけれど京アニの戦闘シーンはエフェクトが派手でいいですね。ウズウズする。

京アニテイストで描かれるキャラクターがいちいち可愛いくて、観ていて本当に楽しかった。未来ちゃん可愛い。不愉快かわいい。美月ちゃんほぼ澪ちゃんでそれもまた可愛い。

なによりかくいう私も眼鏡萌えなので、もうご褒美みたいなアニメだった。眼鏡いいよね。でもフレームがないタイプのほうが好きなんだぜ。

 

 

ストーリーに関しては、もう好みど真ん中って感じだった。

序盤に行われていた何気ない行動が後々になって重大な意味をもっていた……という作品は本当に好み。ある事実を踏まえたうえで見返すと全てが意味のある物語になっている……という作品が大好きです。

秋人が半妖であるという点が視聴者的にはブラフになっているという巧妙さ……をはじめ、セリフや行動すべてに意味が込められている作品でした。

オープニングがちゃんと『物語』としてのオープニングになっているという点も素晴らしい。ファンタジーアニメのテンプレの中に『以前』を想起させるような描写をねじ込む感じ、もう好きすぎる。

 

こういう最後まで視聴したときに構造的に美しい作品はとても好きです。

アニメは性質上、『すべてが意図して描かれている』という前提のもとに作成されているので、こういった構造が美しい作品や、いくらでも深読みできる謎の提示ができる作品との相性は抜群にいいですね。

アニメにはある種の偶然がないところが素晴らしいと思います。そういうところが上手く合致して相乗効果を醸し出していた作品だったと思います。

 

欠点をあげるとしたら……説明がくどいことだろうか。雰囲気でいけるところや、ぼんやりとした概要でも突っ切れるところを説明過多にしている印象がありました。逆にそこは勢いでいってしまうんだ? と思うところが説明不足だったり。そういった細やかなバランスがちょっと気になったかなあ……。

ただ総じて好きな作品です。やっぱり京アニ作品って総じてクオリティ高めですね。

 

アニメ的には消化不良なところもあったけれど、映画が2本あるみたいなのでそこで回収してくれるでしょう……してくれるよね? 出生の謎とか美月の発言の意図とかもうぶん投げまくりだったのだけれど……大丈夫だよね……?

ただこういうある側面からみればバッドエンドに近い終わり方も嫌いじゃないんだよな……。

 

 

京アニ好きならこちらもオススメ

 

いまだに世間全体が評価不足だと感じている作品です。特にマーケットのほうは選り好みがあるとは思いますが、ラブストーリーのほうは本当に素晴らしい出来だと思います。

 

端的に言うと超上手いギャグ漫画「ヒナまつり 大武政夫 感想」

漫画

 ヒナまつり読んだ。どちゃくそおもしれえ。

約6ヶ月放置していたブログに感想を書きたくなるほど面白かった。

恐らくここ1年で読んだギャグ漫画ではダントツの面白さだと思う。ジャンルとしては不条理ハートフル極道ギャグ漫画だろうか。

もしかしてヤクザものだからアニメ化されないのか?

 

キャラのほぼ全員がクズもしくはクレイジーなのも好み。一見まともに見える人間も読み進めると常軌を逸した思想や発言を繰り返してんだよな……。瞳ちゃん回が好きすぎる。

ポップな狂気の過剰供給はギャグ漫画の基本ではあるが、それを非常によく体現できていると思う。

面白いのに全体的に品があるという、ここ最近のギャグ漫画のお手本みたいな作品。

この「品」というやつは恐らく昨今のエンタメの中で結構重要な要素な気がして、必要以上の下品さはアングラにカテゴライズされてしまって、世に出てきづらくなるんですよね。でも面白さを追求しようとすると「品」とか「常識」とかそういうものから、なんらかの方法で逸脱しなくちゃいけない。

この常識の逸脱方法にどことなく品があるところが、僕がヒナまつりを面白くて好感度が高いと思う理由なんじゃないかな……と思う。

バランス感が絶妙なんだよな……。

 

あと単純に作中の人物が基本的に上昇志向を持ってる人が多くて、読んでて気持ちがいい。

 

この作者さんは書きたい話を枠内にきっちり収めるのがめちゃくちゃ上手い。質も安定しているし、話も基本的にパターン化されているんだけど飽きがこない。単行本にする際の話の置き方も巧妙にやってるんだろうなあ……と思う。

 

久しぶりにこんなに非の打ち所がないギャグ漫画作品に出会った気がする。

ギャグ漫画って面白さを追求するあまりに必要以上にエグくして「もはや笑えないんだけど……」となってしまうような作品や、キャラの好感度を重要視するあまりヌルいやりとりばかりを繰り返して「え、なにが面白いんですか?」って作品や、似非銀魂みたいな作品が多い気がするのだけれど、ヒナまつりはそのあたりを上手く回避している。

 

なんだろう……もう「超上手いギャグ漫画」としか言えないような気がしてきた。

もう瞳ちゃんという存在ひとつとっても読む価値があるくらいに面白い。

 

 

作中でいちばんの萌えキャラが新田だということには異論はないね?

 

 

 こちらもオススメ

ビームコミックスにハズレなし。

ハクメイとミコチ 1巻 (ビームコミックス)

ハクメイとミコチ 1巻 (ビームコミックス)

 

ビームコミックスってほんと優秀だな……。ハルタ作品のハズレのなさたるや。